腰痛に効く薬には様々なものがあり、
腰痛の原因や症状によってもどの薬が効くかは異なります。
例えば、腰痛でよく使われる湿布にも、
温湿布と冷湿布という全く正反対の湿布があり、
腰痛の原因や症状によって使い分ける必要があるのです。
基本的には、腰痛の症状が急性の場合には冷やして、
慢性の場合には温めます。
湿布以外にも、腰痛の痛みを緩和する薬剤の成分が塗られている
テーピング用のテープもよく用いられていますし、
塗るタイプの薬や服用するタイプの薬が処方されることもあるでしょう。
本来は医師の診察を受けて、
腰痛の原因や症状に合ったものを処方してもらうのが一番良いのですが、
近年では、市販薬でも効果的なものが販売されています。
他に持病などがあると服用できませんが、
ロキソニンは即効性も高く、痛み止め効果が高い薬です。
ただし、これは医師が処方しているものと同じ成分なので、
市販薬といっても薬剤師がいる薬局やドラッグストアでなければ購入することができません。
また、これらの市販薬は、一時的な「痛み止め」効果をもたらすものであり、
腰痛の原因を取り除くわけでも治療するわけでもありませんから、
治療を行いながら、痛みの辛い時だけ使うようにしましょう。